お祝い
大森茶寮では、お子様の大事な節目のお祝いに、お部屋をご用意させていただきます。
ベビーケアルームを完備しておりますので、授乳やおむつ替えも気兼ねなくご利用ください。
節句のお祝い
お部屋は全て個室をご用意いたします。
ご家族の人数に合わせた広さのお部屋や、テーブル席のお部屋、掘りごたつのお部屋などございます。
桃の節句
3月3日は桃の節句(ひなまつり)。
桃の節句は、女の子のすこやかな成長と健康を願う大切な行事です。
端午の節句
5月5日は端午の節句(こどもの日)。
男の子のすこやかな成長と健康を願って、お祝いをする日です。
赤ちゃんが1歳までに迎える3月3日、5月5日は初節句。
初節句は特別な意味合いがあり、子供の健やかな成長を願いながら厄除けとともにお祝いを行います。
大切なお子様の成長の節目に、ご家族で和やかな時間をお過ごしください。
お子様用のお食事をご用意しております。
↑ お子様用松花堂弁当 1650円
お食い初め
「一生食べ物に困りませんように。」
ご家族で赤ちゃんの健やかな成長を願い、お祝いしませんか?
大森茶寮では、お子様のお食い初め膳をご用意いたします。
お食い初めとは
お食い初めとは、平安時代から行われている歴史ある伝統行事で、お誕生から100日まで無事に成長できたことを祝って、これからの将来「一生涯食べ物に困ることなく健やかに成長するように」との願いを込めて行なう、赤ちゃんへの愛情が込められた素敵なお祝い行事です。
平安時代の、赤ちゃんにお餅を食べさせる「百日(ももか)」という行事に始まり、鎌倉時代には、餅から魚肉に変わる「真魚始め」や初めて箸を使うので「箸揃え」「箸初め」「箸立て」などと呼ばれ、江戸時代に、現在のようにお膳にのせて赤ちゃんに食べさせる真似をする、お食い初めの形になりました。
↑ お食い初め膳 鯛尾頭付き 3300円
お誕生から100日前後で、地域によっては、110日、120日に行なうところもあり、最近ではお宮参りと一緒にお食い初めを行なう場合もあるようです。
お誕生から100日が過ぎたあとの土日や大安吉日で行なうご家庭が多いですが、赤ちゃんの成長や体調を考えて無理のない日を選んで下さい。
パパ・ママ・おじいちゃんおばあちゃん方でお祝いをしますが、近年ではパパ・ママ・赤ちゃんの水入らずでお祝いすることも多くなっています。形式にこだわりすぎず、それぞれの家庭にあったお祝いの仕方で構いません。大切なのは、赤ちゃんをお祝いする気持ちです。楽しく思い出に残るお食い初めになると素敵ですね。
昔ながらの風習のひとつに、お食い初めで赤ちゃんを白い産着から色付きの晴れ着に着替えさせる「お色直し式」という風習もあります。
パパ・ママの服装も記念の写真撮影をしたりするので、カジュアル過ぎない綺麗めな服装を選ぶと良いでしょう。
男の子は内外ともに朱色の漆器、女の子は外側が黒色、内側が朱色の漆器です。
日本古来の献立「一汁一菜」が基本で、鯛などの尾頭(おかしら)付きの魚と、赤飯、吸い物、煮物、香の物です。地域による特色も多いですから、必ずこうしなくてはいけない、というものではありません。
海の物
鯛の尾頭付き、赤色の表面と白色の身が「紅白」であることやおめで「たい」の語呂が良いことなどから縁起の良い魚とされています。
飲み物
吸い物は、「赤ちゃんの吸う力が強くなるように」との意味があります。
穀物
赤飯、子供がすくすくと育つために欠かせない食材で、赤飯は小豆と白米の色合いが紅白。そして紅白の紅色には「魔除け・厄払い」という意味もあり「あかちゃんがこれからも幸せに暮らせますように」との願いが込められます。
山の物
煮物、その時期の野菜類を頂きます。
香の物
お漬物、こうのものから、縁起の良い「幸(こう)」にかけてそのように読みます。塩気のある香の物は、生きてゆくうえで欠かせない「塩」を表します。「梅干し」はシワシワの見た目から、長寿の象徴とされます。
早い子は乳歯が生え始める頃なので、「石のような固く丈夫な歯が生えるように」との願いを込めて歯固めの儀式を行います。
地域によっては、石でなくタコや梅干し、栗の実、紅白餅を使う場合もあるようです。又、お宮参りで神社から授けられる場合もあります。
参加する人の中で最年長の人が赤ちゃんに食べさせる真似をするのは、長寿にあやかるという意味があり、地域によっては、男の子なら男性が、女の子なら女性が行う場合もあります。最近では、パパ・ママが食べさせ役をしたり、参加者みんなで順番に食べさせたりと、自由に行うのが増えてきています。お祝いする気持ちが大切なので、形式にとらわれる必要はありませんから、それぞれの家庭にあわせて行ないましょう。
地域によって違いますが、関東地方では、煮物や香の物などのおかずは使わずに「ごはん→お吸い物→ごはん→お魚→ごはん→お吸い物」の順番で食べさせる真似を3回行なってから、歯固めの儀式を行ないます。
参考例なので、地域や家庭ごとのやり方がある場合は、その順番で行ないましょう。赤ちゃんが嫌がるそぶりを見せたら、途中で中断したり順番を省いたりしても構いません。お食い初めの順番や回数などは必ず守らなければいけないわけではないので、赤ちゃんの成長を心から願い、みんなで楽しみながら行うことが大切です。
歯固めの儀式のやり方
歯固め石にお箸で軽く触れます。そして「石のように丈夫な歯が生えますように」との願いを込めて、歯固め石に触れた箸を赤ちゃんの歯茎に優しくつけます。
儀式のやり方や呼び方に地域差があるのと同じように、それぞれの地域や家庭によってさまざまです。最近では、形式や伝統にこだわらず、各家庭の生活スタイルに合わせたやり方でお祝いするケースも増えています。
お食い初めといっても赤ちゃんはまだ実際には食べることは出来ないので「食べさせる真似」、そしてお誕生から、あまりお出かけする機会のなかったママへのご褒美の食事会にもなります。
儀式と言っても形式にこだわりすぎる必要はありません、「たくさん食べてすくすく育ってね」などと話しかけながら、愛情を込めて思い出に残る楽しいひとときにしましょう。
ベビーケアルームをご用意しております
ゆったりとお座りいただける授乳室や、おむつ替え用のベッドをご用意しております。
おむつ専用のごみ箱がございますので、使用済みのおむつもお持ち帰り頂く必要はございません。
赤ちゃんを連れてのお出かけは不安も多いもの。
お困りの際はスタッフにお気軽にお声がけください。